ドゥーラになったきっかけ

短大卒業後、念願の保育士となり、たくさんのお子さんを担当させていただきました。

数年後に結婚し、妊娠。当時「育児休暇」は制度としては存在していましたが、普及していませんでした。それでも、自分のリアルな子育て経験も保育士としてプラスになるとの考えもあり、「産後休暇」のみ取得し産後2か月半で職場復帰。親の助けを借りたり、夫を家事と育児に巻き込み、まだ首も座らない我が子との出勤(登園)生活がはじまりました。

 

子育ては楽しかったです。ただ、”働くお母さん”の大変さも実体験しました。

そのうちに管理職の多忙さと我が子の育児との狭間で悩み、一度リセット(退職)。

しかし社会への繋がりと貢献を求め、医療事務の資格を取得し、数年パート勤務。

その頃、育児と並行して双方の親の看病から看取りを経験しました。

 

子どもが成長し、保育現場に復職。そこで、子どもやママたちを取り巻く社会の変化を目の当たりにしました。情報は溢れてはいるものの、目の前の我が子にどう接していいか悩んでいるママ、「子育て」が「孤育て」となり、苦しそうなのに声をあげられないでいるママ等々。保育現場で子ども達に関わる仕事に大きなやりがいを感じる一方で、ママへの支援の手を思うように差し伸べる事ができないジレンマが生まれ始めました。

 

わが子を愛しみ、かわいいと思える。

育児って大変だけど、楽しいな♡と思えるママが一人でも増えて欲しい。

それが私の願いです!!

 

そのために自分に出来る事は何か模索している時に出会ったのがこの”産後ドゥーラ”です。